第二回 人生逆噴射文学賞

誰しも一度は人生を逆噴射したいと思ったことがあるのではないだろうか?
人生をリセットしたい、再インストールしたい、はたまた人生なんて終わらせたい。
そんな鬱積した思いを受け止めるための文学賞です。

2024/10/01 お知らせ

第二回人生逆噴射文学賞開催

応募要項

あなたの思いを受け止めます

人生逆噴射文学賞は小説、エセー、詩歌、音楽、映像作品を幅広く募集します。
テーマは人生逆噴射、あなたにとっての人生逆噴射をお待ちしています。

応募期間
 2024年10月1日(火)~12月31日(火)

発表
 一次通過作品発表:2025年1月下旬
 大賞及び各賞発表:2025年2月下旬

 ※一時通過及び各賞の発表は「南阿佐ヶ谷TALKING BOX」のイベント内で行います(ツイキャス配信も行います)。受賞者が現地に来られた場合イベント内で授賞式を行います。なお授賞式はZOOM(音声のみの参加も可)での参加も可能です。授賞式参加の有無は選考に影響しません。

応募形式
 小説:原稿用紙1枚~10枚
 詩歌:一首以上
 音楽/映像:3分以内

 ※文藝作品はテキスト形式、映像/音楽作品はURLを応募フォームに貼り付けください。
 ※1人2作品まで応募可。
 ※同人誌、他の新人賞への応募作品、ネット上で発表した作品等は対象外です。

選考委員

髙井ホアン

ハードコアテクノユニット「人生逆噴射」人間アンプ。作家、反社会的アーカイバー、非国民ハーフ。著書に『戦前反戦発言大全』『戦前不敬発言大全』(パブリブ刊)。混沌に満ちた学生時代を経て、文筆活動を始める。天皇と歴史問題に触れた作品に対する政治的規制により「小説家になろう」「ハーメルン」「DL site」などを追い出される。現在は破滅派などで活動中。

何かを読む、観る、聴くということはヒトの世界を垣間見ること。ヒトが個人的であれ社会的であれ重大な局面に直面し、積極であれ消極であれそれにどう対応するのか……それも一つの大きなテーマだと思います。

山崎尚哉

ハードコアテクノユニット「人生逆噴射」リーダー。「阿佐ヶ谷ロフトA」に勤務したのち独立、イベントスペース「南阿佐ヶ谷TALKING BOX」オーナー。

小説は映像などとは違って読み手の想像力に依存するエンタメであるが、手軽に事実を虚構として、表現できる素晴らしい技法であります。小説家は嘘つきなのかそれとも正直者なのか。あなたの逆噴射を我々に届けてください。

諏訪靖彦

商業高校仮卒。破滅派同人。ミステリ作家。元ITエンジニア。元旅人。現サイケデリア。本格ミステリ、モータースポーツ、ロックを愛する呑んだくれ。カクヨムで賞を頂きましたが何の賞か忘れました。

「人生逆噴射文学大賞」は文藝、音楽、映像作品の中から社会から追い詰められたものの反逆、逆噴射せざるを得なくなった状況を描いた作品を高く評価します。また私が担当する「諏訪靖彦の賞」では、サプライズ、カタルシス、カタストロフを評価基準として、ミステリ要素が含まれた作品を選出します。なお小説は下読み段階で一枚目を読んで「これ無理」と思った作品は二枚目以降を読むことなく切らせてもらいます。ごめんなさいね。

花大猫

富山県出身埼玉県在住。義実家は上海。1990年代~2000年代、パソコン通信のニフティサーブ文学フォーラムで活動。2018年から破滅派で活躍中。好きなジャンルは古典、歴史小説、パロディや回文など。好きな作家は紫式部、魯迅、莫言、マニュエル・プイグ、三島由紀夫、ドストエフスキー、バルザックなど。

「大猫昔話賞」の選考基準は、「もののあはれ」を感じる作品であること、とします。日本が舞台でなくとも良いですよ。

賞金及び賞品

人生逆噴射文学大賞

現金3万円

非国民ハーフ賞

東京近辺で髙井ホアンを肉体労働以外で半日間好き勝手にできる権利(レンタルあまり何もしない人的な感じでお願いします)。
※旅費食費はご負担願います。遠方の方はZOOMで対応いたします。髙井ホアンと半日間過ごすのが苦痛な方は粗品を贈呈します。

南阿佐ヶ谷TALKING BOX賞

南阿佐ヶ谷TALKING BOXをジャック。19:30~22:00までイベントスペースを好き勝手使えます。
※リアルタイム配信は現場スタッフが必要になるため要相談。受賞者が南阿佐ヶ谷TALKING BOXに来ることが困難な場合は代理人でも可。南阿佐ヶ谷TALKING BOXジャックに興味がない方は粗品を贈呈します。

諏訪靖彦の賞

東京近郊の焼き鳥屋で受賞者のおごりで飲み食いしながら酸いも甘いも知った諏訪靖彦が悩み相談をお受けします。恋愛相談から文学談義まで幅広く対応しますが、諏訪靖彦は文学について何も知りません。
※受賞者がおごらなくていけない罰ゲームのような賞なので、悩み相談を辞退される方には粗品を贈呈します。

大猫昔話賞

相撲または歌舞伎または能または寄席鑑賞に同伴。時期演目は相談。一番安価な席にご招待(良い席の場合は費用の御負担お願いします)。同伴鑑賞に興味のない方には両国のちゃんこ屋でちゃんこをご馳走します。
※遠方の方、ババアには会いたくねーよ、という方には粗品を差し上げます。

南阿佐ヶ谷TALKING BOX

〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1丁目9−1 第6志村ビル4階
℡03-5929-7764
阿佐ヶ谷駅から徒歩11分
南阿佐ケ谷駅から徒歩5分
https://talkingbox2022.com/

第一回 人生逆噴射文学大賞

 『月の輪』鷲宮雀宮倉賀野

非国民ハーフ賞

 『死ね、天使、死ね』青木A

南阿佐ヶ谷TALKING BOX賞

 『woo 』松木大地

諏訪靖彦の賞

 『最後の友達』パイプ椅子

大猫昔話賞

 『骨を孕む』虹乃ノラン

佳作

 『セカンドチャンス』十佐間つくお
 『鱗粉』虹乃ノラン
 『君子、危うきに近寄らず』曾根崎十三